骨格理論
骨格診断で分かること
身体のラインの特徴
身体の質感
この2つを判断基準に骨格タイプを分けています。
導き出される洋服の要素
身体のラインの特徴 |
→ |
似合う形 |
身体の質感 |
→ |
似合う素材 |
似合う形+似合う素材の洋服=似合う洋服
洋服の「形」が似合うことに影響することは、理論的にも感覚的にも理解しやすいと思います。一方、自身の持つ「質感」に「素材」を合わせると印象が変わるということについてはイメージがつきにくいかもしれません。
実は、私たちは日常生活の中でも「質感」と「素材」を合わせる感覚を使っています。その感覚をクマの人形を用いて確認してみましょう。
ここに、それぞれ素材の違うクマの人形があります。
クマの人形をプレゼントすることを想像してください。
それぞれのクマの印象が活かされるラッピング素材を選びたいと思います。
あなたはどのクマにどのラッピングを選びますか?
綿 × 英字新聞
お古のクマ?と間違われそう
フェルト × BOX
クマよりBOXの方が高価に見える
木製 × オーガンジー
木とオーガンジーのテイストが合わない
こうしたちょっとした違和感、質感と素材を合わせるとしっくりきます。
この「しっくりくる」という感覚、洋服の素材選びでも同じことが言えます。
<自分を活かす洋服選びの鍵>
自分の質感と洋服の素材を合わせる
身体のラインの特徴
身体の質感
骨格診断とファッションイメージ
身体のラインの特徴と質感が分かると、似合うファッションイメージも知ることができます。
なぜ骨格診断のタイプが分かると得意なファッションイメージまで見えてくるのでしょうか?
「イメージはお顔の印象で決まるものではないの?」そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、お顔の印象も要因になります。
ただ、イメージを決めるのはお顔だけではなく、骨格が導く身体のラインの特徴と質感も要因になります。
先ほど登場した3種のクマの人形
それぞれの一見のイメージを見ながら骨格とファッションイメージの関係を説明します。
3種類の形と素材の違うクマ、それぞれの一見のイメージは、
立体的・厚みがある・しっかりしている・丈夫そう・愛らしい・安定感
薄い・軽そう・柔らかそう・ふわっとしている・かわいい
硬い・かっこいい・スタイリッシュ・ナチュラル
色々なイメージを感じられたと思いますが、それぞれ形(ライン)や質感が違うと、印象も変わるということが実感いただけたと思います。
形と質感により対象のイメージは変わるのですから、自ずと似合うファッションイメージも見えてくるということになります。
この組み合わせにしっくりきたのは、
クマのイメージ(着る側のイメージ)
立体的・厚みがある・しっかりしている・丈夫そう・愛らしい・安定感
BOXのイメージ(アイテムのイメージ)
しっかりしている・高級・安定感・厚みがある
着る側のイメージとアイテムのイメージが揃うと調和する状態となり、その違和感のなさが「似合っている」という感想をもたらすのです。
それでは、骨格タイプ別に詳しく説明してまいります。
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