あなたに似合うバルーン誕生のリアルストーリー
こんにちは。newRの小田桐です。
自粛期間中に、\あなたに似合う/Facebook写真フレーム、を作りました。「#stayhomeフレームを選びたいけれど、自分の顔に似合うフレームがない」と嘆くnewR代表の中川の体験をきっかけに、なければ作っちゃおうと考えて誕生したオリジナルフレームです。反響は想像以上で、微力ながらもFacebookユーザーの方に楽しみを提供できたかなと自負しております。
この「似合うフレーム作り」は、newRにとって一つの転機となりました。
「アパレルに限らず、似合うものをマッチングしてご紹介することで、ワクワクをもっと創造したい」という思いを強くしたのです。
なぜならnewRのビジョンは、「自分に似合うで、みんなを笑顔にする」ことだからです。自社のプロダクトだけでは、「みんな」に届けることは難しい。そこで、ビジョンに共感をいただいた企業様とコラボレーションし、一緒にワクワクを広げる取り組みを始めました。
今回お届けするのは、コラボレーション第1弾となる、「あなたに似合うバルーン」誕生のストーリーです。「あなたに似合うバルーン」は、大人のギフト選びの選択肢に、きっと加えていただけると思います。
さやかさん(THE BALL TOKYO代表兼デザイナー)
かおりさん(newR代表の中川です)
愛美さん(私、小田桐です。newRのCCO/広報です)
目次
40回目の誕生日記念
私には誕生月が同じ2人の友人がいます。フライングしたり、遅れたりの年もあるけれど、13歳から毎年「おめでとう」と声を掛け合う関係を続けてきました。
二十歳の誕生日。何か記念が欲しいねと話して、隣街までお揃いのネックレスを買いに行きました。華奢なチェーンのそのネックレスは、今でも大切な思い出として心に残っています。
でも私、、、実物はそれから数年後に紛失してしまったんです。当時はなんとなく2人に言い出せずにいましたが、40歳を目前にして、久しぶりに何か記念をという話題が出たところで、カミングアウトしました。「大切にしていても無くしてしまうこともあるから、今回は形のない思い出作りがいい!」と。2人も笑って共感してくれて、旅行にしようと決めました。
そこに、今回のコロナウイルス。
残念ですが、住まいが遠く離れているので、諦めるほかありません。
離れていても何か共通の楽しみを作れるものは?と視点を変えてみて、最初に浮かんだのが、仕事でご縁のあったTHE BALL TOKYOさやかさんプロデュースのバルーンギフトでした。
私自身は、バルーンが似合うキャラクターではないと自覚しているのですが、
・記念日が華やぐ
・自分ではなかなか買わない(プレゼントかぶりを避けられる)
・管理保管に悩まずに済む
・子供たちも一緒に盛り上がれそう!
と、考えれば考えるほど、バルーンがよい気がしてきます。
早速さやかさんに、「離れて暮らす2人の友人と自分の計3箇所に誕生日バルーンを送りたいのですが」と連絡を入れました。
この3人に似合うバルーン、どれですか?
さやかさんから「記念日に関われて嬉しい!」と反応いただき、「バルーンの色」と「バルーンに入れるメッセージ」の希望を問われたところで、ふと、
(あれ?これって、Facebookフレームと同じで、似合う色、似合うフォントを3人それぞれに選べるのでは?)
と思ったのです。「この方に似合うものは何だろうアンテナ」に今回も漏れなく引っかかり、すぐにいつものあの人へ連絡しました。
「かおりさん!この3人に似合うバルーン、どれでしょうか?」
予算感と、浮力のあるもの(子供と一緒に楽しめる)という条件から、バルーンの種類は絞ったうえですが、それでもカラーバリエーションが30種類以上あって、3人それぞれに似合う色を選びたいことを伝えると、かおりさんの好奇心にも火がついて、
「3人の写真が欲しい!」と。
かおりさんがノッテきた〜!
返信の文面から、彼女のワクワクが伝わってきました。
写真を送ってからしばらくすると、3人の顔にバルーン画像がコラージュされたものが送られてきました!
おすすめしないパターン(画像下側)と比べると、確かに上の方がしっくりきます。
それぞれの顔立ちの強さ弱さ、目や鼻などのパーツの形から似合うバルーンの「色」と「フォント」が選ばれていて、まさに三者三様に似合うバルーンだと思いました!
もし自分一人で選んでいたら、いつも通り、何となく相手の好きな色(でも最近確認したわけではない)で選んでいたと思います。
18,360通りから、あなたに似合うバルーンギフトを選ぶ
この、贈る人に似合うバルーン選びのストーリーを、さやかさんに共有したところ、とても新鮮なご提案になる予感!と一緒にワクワクしてくださって。こうして、コラボレーションすることが決定しました。
これまでに無い提案の切り口である分、「顔写真の提供に抵抗感があるかもしれない」など、懸念点もあります。そこを考慮しつつ、お客様に楽しんでいただけるギフトプランとして提供するためにお互いの知恵を出し合っていきました。
まずは、
・このギフトプランに最適なバルーンの種類
・カラーバリエーション
・フォントバリエーション
・付属品(リボンなど)
の組み合わせについて。リモート会議で相談を重ねた結果、バルーンのカラーバリエーション36種類、フォント15種類、付属品34種類の組み合わせからご提案することに決めました。なんと全部で18,360通り!!
次に、何があるともっとお客様にワクワクしていただけるかについて協議しました。ポイントと考えたのは、受け取る方だけでなく、贈る方もワクワクできること。
なぜこのバルーンが選ばれたのか、理由を知りたくなるのが心情だと思うので、「デザインの理由もお伝えしよう」と決めました。贈る方へバルーン発送を連絡する際に、どういう理由でこの組み合わせを選んだのかを明記したマッチングカードをお送りします。LINEやメールでシェアしやすいようマッチングデータは紙ではなく画像データにしました。贈った後も、バルーンを話題にして盛り上がっていただけると嬉しいなと思っています。

マッチングカードサンプル
こうして、THE BALL TOKYO × newR コラボレーション \あなたに似合うバルーン/が、誕生しました!
ぐっとくるのは、大人になったからこそかもしれない
結果的にこのコラボレーションのきっかけになった40回目の誕生日は、三者三様の似合うバルーンを近くに置いてのリモート誕生日会と相成りました。
私に至っては、自作自演の誕生日ギフトではありますが、いつもより良い記念写真が撮れたような気がして満足しています。
友人たちも、「仕事や育児で精一杯で自分の誕生日は埋もれがちだからこそ嬉しい」と話していました。
「自分に似合う贈り物」は大人になったからこそ胸を打つものがあるのかもしれません。
誕生日だけでなく、
何か目標を達成した記念、
育休明け職場復帰記念、
苦楽を共にする仲間へエールを届けたいとき、
などなど、皆さんが、相手の方を思って何かを届けたい場面で、「あなたに似合うバルーン」もぜひ選択肢に加えていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。